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| 徳島水研だより 第49号 (2004年01月発行) |
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| 目 次 海藻に付着する危険な生物の正体 漁業者によるアワビ中間育成の取り組み(安価な中間育成を目指して) 平成15年上半期の徳島県沿岸における漁海況の特徴 播磨灘で養殖ハマチに被害を与えた赤潮プランクトン「シャットネラ・アンティーカ」 |
| 海藻に付着する危険な生物の正体 |
![]() 図1 橘湾のガラモ場(水深2m〜5m) |
![]() 図2 カジメ |
![]() 図3 アマモ |


| 漁業者によるアワビ中間育成の取り組み(安価な中間育成を目指して) |
![]() 写真1 アワビ籠 |
![]() 写真2 餌のコンブと稚貝 |
![]() 写真3 コンブ養殖状況 |
![]() 図1 養殖コンブの生長と海水温 |



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平成15年上半期の徳島県沿岸における漁海況※の特徴
(※ 漁海況とは,水温や潮流等の海の環境と漁模様の状況のことです) |


| 海区 | - | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 |
| 播磨灘 | 本年値 | 8.28 | 8.72 | 10.38 | 13.61 | 17.43 |
| 平年値 | 9.08 | 8.63 | 10.12 | 13.76 | 17.11 | |
| 偏差の目安 | やや低め | 平年並み | 平年並み | 平年並み | 平年並み | |
| 紀伊水道 | 本年値 | 11.44 | 13.05 | 15.37 | 16.84 | 19.74 |
| 平年値 | 11.73 | 11.33 | 12.92 | 15.97 | 18.57 | |
| 偏差の目安 | 平年並み | 高め | かなり高め | やや高め | 高め | |
| 海部沿岸 | 本年値 | 15.83 | 18.01 | 17.84 | 20.42 | 23.07 |
| 平年値 | 16.22 | 15.81 | 16.76 | 19.00 | 21.07 | |
| 偏差の目安 | 平年並み | かなり高め | やや高め | 高め | かなり高め |
| 播磨灘で養殖ハマチに被害を与えた赤潮プランクトン「シャットネラ・アンティーカ」 |
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シャットネラ・アンティーカ(以下「シャットネラ」という。)は海水中に生息する植物プランクトンで、古くは海産ミドリムシとかホルネリアとか呼ばれていたこともありました。 このプランクトンは、長さ約120μm(1μmは1mmの千分の1の長さ)の紡錘型(写真)で、光合成によって海の栄養素を吸収し、通常は1日1回の分裂をすることで増殖します。 シャットネラは毎年出現していますが、条件が揃えば赤潮(プランクトンによって海水が着色する状態)まで増殖し、海水1ml当たり数百個になるとハマチを殺します。 シャットネラ赤潮は、徳島県では過去に6〜9月に発生し、昭和47年から昭和62年まで、魚類養殖業に度々大きな被害を与えてきました。平成に入ってからも何度か赤潮を形成していま したが、表層だけの発生や一部の限られた水域での発生に治まっていたため、本県の魚類養殖が被害を受けることはありませんでした。 しかし、平成15年7月に播磨灘で発生したシャットネラ赤潮により、本県の養殖ハマチ291千尾が死亡し、6億4千万円の被害が出てしまいました(香川県の被害を合わせると被害額は合 計11億3千万円にのぼります)。 |
